6/22 18:00より、ベルサール八重洲にて行われた「ビジネス&キャリア創造フォーラム」に行ってきました!
目当ては、第1部 本田直之氏による基調講演「サバイバル・キャリア術」。ベストセラー『レバレッジ』シリーズのうち、実はまだ「レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術」しか読んだことがなかったのですが、この方についてはかなり気になっていました。
とってもわくわくして会場へ。
ところで行ってみてびっくり。集まった聴講者の9割方が、女性も含めてスーツ姿。確かに、平日の18:30開催じゃそうか、、と思いつつ、黒白灰カラーで埋めつくされた就職説明会のような状況に赤白黄+ジーンズ+長ぐつ(雨だったから・・・・(@@ )の超カジュアルな自分は一瞬あせりました(^^;
しかしそれを安心させる出来事が。講演者の本田氏自身がそれを超えるカジュアルで登場。
ダメージジーンズにTシャツ、頭にサングラス+日焼けで、「今日はフォーマルにと思ってジーンズにしました」みたいな事をおっしゃっていて、最初から笑わせていただきました ^^ しかしそのスタイルが、活力あふれる本田氏の人柄にぴったり。
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【講演内容 要約】
■藤田田(でん)氏の言葉 「景気の悪さは原因でなく条件、そこからどう行動するか」
■考え方のクセ 「~が悪い」「~だからできない」「忙しい」 ・・・厳禁。
「~が悪い」「~だからできない」の「~」(上司、会社、環境、社会、景気・・・等)は、大抵変えることのできないこと。だから、愚痴るのではなく、『じゃあどうすればいいのか?』と考える。(また、年中愚痴ってばかりの人間は、実際に行動しないもの。)
■1998/2008のビジネス書のベストセラーbest50から見えること
1998年 大企業の時代 :雇われ型
2008年 無名個人の時代 :スキル提供型
想像以上の大きな変化
■ライフプランの立て方 :年収について、上がり続けるのではなく、下がっていく場合でプランをたてる
■コーポレートキャリアの構築
「お金を払ってでも(その仕事を)やりたい?」
「マーケットに翻弄されてない?」
「5社以上つきあいある?(人材紹介会社)」
・・・タダで強み発掘のチャンスをくれる。本田氏自体はかつて10社登録。ちなみに、「忙しくてそんなことしてる暇はない」は言い訳。客観的に自分を見るために非常に役立つ。また、会社を辞めてから就職活動をする、は不利。とる方も、無職者歴○ヶ月の人間より現役の人間のほうが印象がよい。
■パーソナルキャリアの構築
×「会社に捨てられない人材になる」:依存 ⇒ ○「会社を捨てられる人材になる」:自立
「1つの流れだけ?(収入源が一つ?)」
「売れるものある?」 ・・・自分の「売れるスキル」構築の必要性。
・・・自分の「売れるもの」探し方:得意分野・スキルをどんどん箇条書きにする。ポイント:友人等がそれらに関する話を、「おごってでもその話聞きたい!」となるか。
■切羽つまる事は重要。トレーニングだと思って楽しむ⇒工夫が生まれる、自分の「売れるスキル」を作りだす
■本田氏の強み ・・・1日2~3冊(年間400冊)の本を読み、かつ要所をメモして友人・知人に配る(未翻訳の洋書など含む)。⇒自分では誰でもやっているあたりまえのことだと思っていた⇒編集者と話す中で、これがかなりの「強み」であることを発見。「レバレッジ・リーディング」の出版につながる。
■アドバイスは聞く相手を選ぶ ・・・本を書くなら編集者に、起業するなら経営者に。その分野を知らないものに聞いても意味がない。
■3R(リデュース(減らす)、リセット(変える)、リビルド(作り直す))
リデュース ・・・1日にモノを3つ減らす
リセット ・・・『アウェーに行く』今までやってきた方法や考え方を変える
リビルド ・・・いろいろ変えていく中で、行動パターンや考え方を再構築する
※この3Rは本田氏が2009年の自身の実践事項としてあげているもので、「リセット」ではPCのOSをWindowsからMacに変えたり、大学時代から通っていた美容室を変えたり、嫌いなマラソン(+トライアスロン)を始めたり、、多数実践中。
※本田氏が何かを始めるときは、時間を投資し、徹底的に、人に教えられるくらいになるまでやる。実際Macは今年取り入れたものにもかかわらず、6/26 Ginza Apple Storeにてmac「Keynote ’09」講習会を実施予定(講師として)。
※トライアスロンについて
自称「なまけもの」の自分を動かすために、仲間を集ってグループを作った。そうなれば、主催者である自分が怠けるわけにいかない。・・・仲間のプレッシャーの活用=「ピアプレッシャー」
※マラソンについて
大嫌いだったマラソン。来月ゴールドコーストにてフルマラソンに参加予定。
■「Doing more with less」
■(最後の締めの一言を忘れた・・・・(×× ;;;;;;;;; )
以上。なお、本田氏がこの講演会で1つでも実践して欲しいことがあるとしたら何かと問えば、「考え方のクセの矯正 「~が悪い」「~だからできない」「忙しい」 ・・・厳禁。」とのことでした。たとえば20年たったときに、この考え方のクセが生む差はものすごく大きい。
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また、途中でこういう試みも。
「サバイバル・トレーニング」として、4分間、前後左右誰でもいいから自己紹介をする。
⇒実際やってみたけれどぜんぜんうまくできなかった。「この人は面白い、もっと話が聞きたい」と思ってもらうためにトレーニングが必要(もちろん中身も磨く必要あり)とのこと。痛感・・・・(×× 何も売りがない。。
本田氏自身の自己紹介は面白かったです。バブル期に就職活動するも大企業から全部けられ⇒US留学、お金ない1日3~4ドルで生活⇒会社設立、上場いったん挫折⇒やっと上場にこぎつけるもその日は9・11(同時多発テロ当日)⇒でもなんとかできた⇒ところがその後業績悪化⇒必死に回復、現在に至る
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ともかくとても刺激になる、さらにわくわくさせられる、私にとっては最高の講演会でした♪
一つでも実践しなきゃ。目標に対して最短距離で挑むという本田氏を目の当たりにすると、その人のパワーの違いに圧倒されてしまいます。。。恥ずかしくてお話もできない(××
少しでも近づきたいと思える方でした。
本田直之さんの本、もっと読んでみよう!!!てか、もっと自分も考えて成長しよう!!!(00 !
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