「好きになってはいけない国。韓国発!日本へのまなざし」菅野朋子

漠然とした、「嫌われている感」について知りたくて読んでみた。
ちなみに、タイトルの「好きになってはいけない国」は、『日本は(韓国人から見て)、・・』という意味です。

ピックアップ

・謝罪とかじゃなく、日本の人にきちんと歴史を知って欲しい

・日本のモノが好きでも、日本が好きなわけではない

・韓国「独立記念館」日帝時代の残虐行為をリアルに展示 社会化見学先。

・日本人のイメージ :狡猾、見下す態度、残虐、性にたいして奔放

・解決していない問題 :挺身隊問題、独島問題、歪曲した歴史を教えていること

・韓国:「アジアのラテン系」、動物の弱肉強食のような世界、人間性が強い

・・・

日本に対してマイナスイメージばっかりのピックアップになってしまったけれど、まとめてみると、(特に、若い世代においては)日本の文化は認める・直接接する日本人は親切、、だけれど、「日本国」「日本人」というくくりになってしまうと、やはり受けてきた教育や目にする反日の情報、歴史的事実・・・そんなものから、素直に「好き」とはいえない、いいたくない・・という感じでした。

本の中でも繰り返し言われていることですが、確かにその国が「好き」か という質問はナンセンスですが、好きではないを通り越して、認めたくない、なんとなく・嫌悪感がある、というのは分かる気がしました。。

ところで日本はアメリカに対して、原爆を落とされたり東京を焼け野原にされたり、戦時中の痛烈な経験があるにもかかわらず、ネガティブな感情や恨みを持たないどころかアメリカ文化を自国の文化を押しのけてまで取り入れてきたように思います。。

韓国のように直接「植民地化」されなかったことで、戦後の各米国人のポジティブな対応がクローズアップされて、嫌悪感や恨みという感情を生まなかったんでしょうか???(当然日本もパールハーバーしかり同じ種をまいているけれど・・・)

いずれにしても、韓国併合36年という年月は、近代の歴史としてみたらすごく長い。当然、韓国の歴史の授業ではしっかり時間をさいて教えると思います。当然と思います。

歴史について、それが正しかったかそうでなかったかということは別として、まず知っておくことが必要だと思いました。。(以前テレビで、原爆投下の事実すら知らないなんていうアメリカ人をみて、なんだかすごく嫌な気持ちになった記憶があります。自分が他国の人にたいしてそうありたくない)

韓流ブームもへて、日本文化も開放されて、大分韓国も日本も意識が変わっているみたいで、、あんまり反日にこだわらない韓国人もすごく多いようですが、、文化交流にしてもなんにしても、ちゃんと歴史を知っておくことが最低限の礼儀?じゃないかと思います(××

口ばっかじゃなくとりいれなきゃです。。歴史、勉強しなきゃ。(×× 正直弱いです。

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