「行動することが生きることである-生き方についての343の知恵-」宇野千代

実際に長生きされた人の話というのは説得力がある。(著者享年98)
何気に、NHKの「100歳バンザイ!」という番組なんか、やってると熱心にみてしまう ^^;

ピックアップ
・行動が思考を引き出す  頭で考えるだけのことは、何もしていないのと同じ

・何事をするのでも、一番最初に感じたことを思い出す

・いつでも気持ちのいいことだけをする、すごく簡単なこと

・センスのよい着物 デコデコしない、色の数をできるだけ単純に統一する

・日本のきもの、和服は日本人が滅びるまでけっしてなくならない

・仕事の愉しさ 自分の工夫したことを、自分の工夫したとおりの方法で働くこと

・自分がどうしたいと思っているかくらい分かり易いことはない

・「小説は誰にでもかける、それは毎日机の前に座ること」

・小説 一字一句正確に、できるだけ単純にそのままを書く これが基本

・朝から晩まで何かに追っかけられるように暮らすのは禁物⇒自分から追っかける気持ちでいる

・上手になるということは、ひたすらに続けること

・・・
自己啓発本で語られることばが繰り返されている、ということもできますが、実際にそれを行って人生をまっとうしてきて、心から発していることばというのはなんだか種類がちがいます。

常に前向きのこころがまえがつまった、宇野千代さんの人柄がうかがえる本でした!
私も、体は老いても精神は老いない、こういった年の取り方をしたいです。。

本棚に(売られず)残る一冊となりそうです。

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