イタリアは素晴らしい、ただし仕事さえしなければ (平凡社新書)
加藤 雅之
ピックアップ省略。
時事通信社記者として、2002年~2006年スイスのジュネーブに特派員として派遣された著者の、スイスからみたイタリア論。
愛をこめた?!イタリアへの文句がかなり面白かったです!こんな大変な国なのか、、、とびっくりするエピソード満載。
また、スイスから見た・・のため、ジュネーブ話も結構盛り込まれていて楽しいです。
一つ生情報として意外だったのが、イタリアの世俗化=脱宗教化。イタリアをはじめ、ドイツ・フランスなどの都市部では、キリスト教に関心すらない人も多いとのこと。
現在では逆に、米国や東欧、南米などのほうが世俗化されておらず、「キリスト教を知らないと理解できない」はたいてい米国人か米国で学んだ日本人の意見とのこと。
そうなのかなぁ~~と意外でした。
情報も新しく、記者ならではの政治やローマ法王庁のコンクラーベの裏話等、イタリア論としては愛?もある、とってもためになる楽しい本でした!
おすすめです。
同じ平凡書文庫からでている以下も笑えそう。。読んでみたい。。
「破産しない国イタリア (平凡社新書)」内田洋子
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