坂本龍一ライブ in 川口リリアホール

金曜日、仕事を定時でやっつけて、<Ryuichi Sakamoto Playing the Piano 2009>坂本龍一ピアノ・ツアーに行ってきました!!

坂本龍一ピアノツアー2009 川口リリアホール 2009.4.24

なお、このライブの様子は最短24時間内にてiTunes Storeで配信するというサービスを試みているようです。

ニュース記事:ツアー中の坂本龍一、各地のライヴ音源をiTunesで配信中

・・・感想。

最高でした!!

この人のライブは始めてでしたが、バックスクリーンの画像から音の演出・それから観客を巻き込んだものまで、全てがアート。もちろん何より音楽が素晴らしかったです。

最初は、非常灯までほぼ全ての灯りを落とすところから始まっていきます。それと同時進行で、知らないうちにはじまり、だんだん大きくなっていく背景音(ピアノの「弦」を使った不思議な演奏)。その長いイントロダクションから、気がつくとピアノの演奏がはじまってくる感じ。

数々の曲の中で、個人的に一番気に入ったのは「hibari」という曲でした。
バックスクリーンには絶え間なく打ち寄せる波の映像。

この曲の構成はかなりシンプル。ずーーーっとおんなじ旋律が繰り返され続けます。だけど、実は少しずつ違う。ちょっと不協和音が入ったり、微妙にずれていたり、きれいに整っていたりする。なんか、この構成がバックスクリーンの波の映像とぴったりで、なんか分からないけど感動しました。

多分、(私のなかで勝手に ^^;)『人生』を感じたのかも??と思います。日々なんだか同じ事を繰り返しているけれど、実は同じじゃなくてちょっとずつ違う。輝いてる日もあるし、沈む日もあるし、何かに出会ったりする日もある。しかしベースは同じ繰り返しの毎日。。そんな感じでした。。

ところで、このライブではすごく面白い演出がありました。

坂本龍一さんからの一言⇒「さあ、携帯もデジカメもこれからは電源入れて、ばんばん撮りまくってください」

さっきまで静寂の中で咳もできないって状況だったのに、この一言にみんな大喜びで携帯やデジカメをとりだして、すごくにぎやかな状況になりました!

そして、その中で演奏した曲が「composition0919」というかなりアップテンポな感じの曲。

その曲と、いろいろな携帯のシャッター音や光点の群(携帯の光の群)、デジカメのフラッシュなどがぴったりで、完成したのは観客を巻き込んでの「アート」でした!

光点の群がすごくきれいだったのにぜんぜんうまく撮れなかった・・・・(_ _;

それから、また電源OFFにして、代表曲その他の演奏をたくさん。

見に行ってよかったと思えるライブでした。

また、いろいろなものを見に行きたい!なかなか賛同者がでてくれない、大好きなBjorkのライブなんかも行ってみたい。。(旦那さんが大反対)

坂本龍一さんありがとうございました♪ ^^

【購入CD】「Out of noise」

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