「ザ・クレーター」手塚治虫 恐怖連作短編集

短編集だったので、一つ一つのストーリーを楽しんで読むことができました!

それにしても、、これぞ、「ストーリー」。

自分が、かつて漫画家志望だったときに考えたものと比べてみると、その差が歴然とします。

ちゃんと、まとまっている。メッセージもある。

一番最初の話は、夢と現実とが交錯する主人公の話でしたが、かつてそういうプロットを作ったことがありました。でも、手塚治虫氏の作った話のほうが圧倒的につじつま合っていてもっとシンプル。さらにどんでん返しまである。

面白い、または読みたくなる漫画の基本は「わかりやすさ」だと思うのですが、この人の漫画にはそれが確実にあります。

シンプルでわかりやすくかつメッセージ性もあって面白い・・・そんなストーリーを作れる人間になりたかった。。。

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