お金に頼らずかしこく生きる 買わない習慣
金子 由紀子
「節約」じゃなく「買わない」。
読んでよかった1冊。
ピックアップ
・(暮らしの質が下がっていくと)自分が好きになれない。「こんなモノを使っている自分」「こんなモノしか買えない自分」という無意識の自己嫌悪で次第に気持ちがすさんでくる
・巷にあふれる節約術は無数の細かい項目で構成されている。すべてを習慣化することには多大な努力を要する
・「買わない」はシンプル、スキル不要、節約より効果が高い
・外食がちな生活=暮らしの基本である「食」をお金で買う習慣がある
・自然は「お金」という尺度を無意味化する
・一切に無駄がなく効率のよいこと(現代の美徳)は、生物の生理に合わない部分がある→社会に適応できない→自分を過剰に卑下する、心を病む→自然が与えてくれる癒しには本質的なものがある
・体力・気力を強くする…
1.歩く
2.息を深く吐く
3.よく眠る
4.体を冷やさない
・言葉を交わして買い物をする
・今までお金を払って外に投げ出していたこと(「暮らす技術」「生きる技術」)を「買わない」ことによって、自分の中に取り戻す
・お金があってもなくても不安はなくならない→とりあえずお金がなくても生き抜ける力をつける
…
個人的な事情からいうと、仕事をいったん離れて、子どもがまだ発生する以前だから読める内容でもあるけど、大切なことたち。
効率化も大事だけど、自分の中に「取り戻す」ことで本当の意味で幸せを感じられることがある。
社会の風潮に流され過ぎず、大切なものは「自分の手」を頼りにできるようにしていこう。
シンプルライフを実践している方の著書なので、だからといって生活が煩雑になるわけではなく、かえってシンプルにある意味効率的になっていくのも魅力。
まずは、おいしいごはん・おやつ!!
整えていこう。
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