ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハー 成瀬 まゆみ
いただいた本。
ここのところ、読みたくとも読めなかった本(かつ内容)だったのでとても嬉しかった。
ピックアップ
・最善主義を身につける
・人はある程度の時間をかければ、行動によって自分に対する考え方を変えることができる
・「悲観論者はあらゆるチャンスに困難を見いだす。楽観主義者はあらゆる困難にチャンスを見いだす」(イギリス元首相 ウィンストン・チャーチル)
…
ピックアップは極小だけれど、それは必要なことが書かれていないというわけではなく、その時その時に自分にとって必要な言葉があるんだろうと思う。
そういう意味で、捨てる部分のない1冊。
今回印象的だったのは、完璧主義と最善主義の対比と、自分を外部から眺める形で自己信頼感を高める方法。
完璧主義で自分をつぶしていまうのではなく、現実的な目で実際に「できること」を抽出して(「あきらめること」を同時に決めて)「ちょうどいいリスト」をつくる。
それを確実にこなしていくことで、大きな解放感と物事に対する集中が得られる。
はりきって「変わりたい」「こうありたい」とおもっているときこそ無理な計画を立てがちなので、現実的な目で「できること」を計画するよう気を付けたいと思った。
それを達成していくことで、自己信頼感も高まる。結局自分も他人も評価の基準は、どれだけ実践できたかということ。
同様に、「こうありたい」と思うならば、それをそのまま実践することが、自分を自分で外部から見て評価することにつながるという事実もなんかはっとした。
「こうありたい」なら実践。
気付きを与えてくれる「本」というものは本当に楽しい。
しばらく興味の赴くままに読むということができないけど、そういうテンポを取り戻す日を楽しみに、好奇心を持っていこう。
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