「誕生を記憶する子どもたち」デーヴィッド チェンバレン

誕生を記憶する子どもたち
デーヴィッド チェンバレン David Chamberlain 片山 陽子
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子どもの胎内記憶や出生時の記憶についての証言や研究のまとめ。

ピックアップ

・新生児の顔には年齢を超えた言語である感情も浮かぶ

・出生直後の母子の接触が言語能力と知能を高める

・「胎児大学」キックゲーム

・赤ちゃんは、ことばの最小単位(音素)の違いがわかり、しかも生後1年間はこの能力がおとなより優れている

・出生体験が人生を支配することがある(かけられた言葉、扱いなど)

・出生時の記憶を子どもにたずねてみる

・思考の基礎が言語にあるという神話を捨てられるなら、赤ちゃんとのコミュニケーションははるかにたやすくなる

どこまで信憑性があるのかはわからないが、出生時の記憶の体験談は面白かった。
(大人になってからの退行催眠によるもの)

驚くほど冷静に周囲を見て言葉を聞いている。

そして口をそろえて言うのが「寒い」と「眩しすぎる」。

母親の胎内は、考えてみたらずっと温かいお風呂に使っているようなもの。
そこから初めて触れる外気にいきなりさらされるのだから、「寒い」という感覚は当然な気がする。
そして真っ暗だったわけだから、蛍光灯に煌々と照らされて、まぶしいのも当然。

ともかく早く温めてほしい、そして明るすぎて不愉快と感じるらしい。

そして生まれてすぐに浴びせかけられた言葉も結構覚えているらしい。
「男の子なんていらなかった」とか「どうせロクな子に育たない」とか。

胎内にいるときから周囲の音は結構聞こえているわけだから、その言葉が発している意味について、少しは理解してくるのだろうか???

どこまで信用できるのかわからないけど、それでも生まれた瞬間から(というか生まれる前から)一人の人間なんだということを忘れてはいけないな。。と思った。

お腹の中の子供とコミュニケーションする(「キックゲーム」等)っていうのもできたらすごい面白そう!!

この辺は調べてみよう。胎教。

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