マルコムX 最後の証言 (扶桑社ミステリー)
デビッド ギャレン
1960年代の黒人活動家マルコムXに対する証言集、本人の発言集。
本人について本人が語る+周囲が語るの形式だったため、この人が「何をしたか」の部分の知識が弱かった自分には、ちょっと理解がおいつかなかった。
ただ、マーティン・ルーサー・キングの言う「黒人のための正義」のようなものが、同じ黒人でも思想によっては受け入れられるものではないっていうのは新鮮だった。
さらに、人種差別に直面したこともなく、宗教的な意識も低い自分にとってはマルコムXの(特に当初の)考え方っていうのは理解するのに時間がかかりそう。
「何をしたか」 の部分を含めて勉強が必要だった。
とりあえず記憶のポケットに入れておこう。学びが追いついたら読み返そう。
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