もっと素敵な良質生活
加藤 ゑみ子
「人生とは、毎日の生活の積み重ね」
ピックアップ
・自分自身を知ることで、はじめて具体的な時間や費用の節約法を使いこなすことができる
・時間を守る方法の基本は、時間の感覚を身体で覚えること
ストップウォッチを用意し、ふだん何気なくしている行為を時間で認識する
・一度、高価な宝飾を堂々と宝飾店で試してみることで、現在の自分の品格を知ることができる
・白は清貧の中の贅沢の典型
・もっとも自分の感性が磨かれる場は、自分の生活空間
・花は、生活空間に美を与える基本要素の一つ、またゆとりがなくてはできないもの
・美を損ねるものはしまう、捨てる
・少しでも安いものを探し回る労力を、素材のよい納得のいくものを探す労力にかえる
・感性を鈍いままにしている人に限って、持ち物が増える。身の回りのものに意識的である
・良質な生活とは、多くの時間を文化的なことに使う生活≒感性を磨く生活
・写生をする、優れたアートの中に身を置く、本を読む、ライブな音楽空間に身を置く
・美と健康は自分でつくる
・50歳を過ぎる頃には、生活の大部分がメンテナンスにさかれてしまう。メンテナンスは急にはじめるとお金と時間がかかる→病院にいくより日常のメンテを重点を置く
・軽い運動、入浴、睡眠、食事、果物・生野菜は朝~昼の食べ物
・1日に飲む水の量の目安:1.5~2リットル、内1.5リットルは水として
・専門性と積極性が人をつなげる→目的のある会合やパーティに参加する
・流れの中に自分の立場、人の立場を見つけることができる→自分がどのような立場をとっているのかを知り、その関わりにおける人の立場を理解する
…
漠然とした概念が多くつまった1冊だけど、それだけに「良質な生活」の基本書となりうる内容だと思った。まだ自分にはよくわからない部分もあった。特に人間関係部分。
買ってよかった1冊。本棚行き。
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