赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ
ハーヴェイ・カープ 土屋 京子
マドンナやミシェル・ファイファーの子どもの主治医もされたという小児科医さんの著書。
ピックアップ
・現実の赤ちゃんは、両親が想像するものとは大きくかけ離れたものである
・赤ちゃんがおとなしくなる魔法のスイッチ=「鎮静反射」
・「コリック」(疳の虫)による大泣き…生後2週間ごろ~生後6週間ごろピーク、生後3~4か月頃終息
・コリックの原因…人間の赤ちゃんは三カ月早産状態で生まれる→生後2~3か月、子宮の中に似た環境を作ることが必要
・5つのスイッチ
1.おくるみ:赤ちゃんをおくるみにぴっちりとくるむ(両腕を拘束)
2.横向き、うつ伏せ:あおむけは、落下の錯覚を感じてモロー反射を起こし、バタバタ騒いで泣き叫ぶ。 ※寝かしつけには窒息を防ぐため、うつ伏せは厳禁※
3.「シーッ」:子宮内の音の再現。赤ちゃんにとっては、静けさは気の狂いそうな沈黙。
4.「ゆらゆら」:新生児は、九か月を海で過ごしたあと陸に上がった船乗りと同じ。急に揺れの無い環境に置かれると調子を崩す
5.「おしゃぶり」:ものをしゃぶる動作は鎮静反射を促し、リラックスする
・赤ちゃんの脳はすぐにはギア・シフトできない…スイッチを試しても、反応するのには時間がかかる
…
生後3か月くらいまでの赤ちゃんの「わからない泣き」を沈めさせる「5つのスイッチ」の方法が繰り返し語られる内容。
大泣きについては子供のタイプによるので、自分の子はおとなしくあることを願う(TT 。。
とても具体的に効果のありそうなことが書かれているので、必要なページをコピーして備えておこう。
実際に試してみないとわからないけど、これも読んでよかった1冊。
役にたったらいいな。
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