ネット王子とケータイ姫―悲劇を防ぐための知恵 (中公新書ラクレ)
香山 リカ 森 健
リサイクル本。
ピックアップ
・ ケータイ 関係性がまだ継続されているかどうかを確認し続けているだけで、その関係性を深めることや、そこで重要な話をすることにまでは気がまわらない
・『蝿の王』ウィリアム・ゴールディング 未開の孤島で本能と闘争心を剥き出しにした子供たちの生き様
蝿の王 (新潮文庫)
ウィリアム・ゴールディング 平井 正穂 William Golding
・ウェブ 女の子は、自己表現ないしは双方向性のコミュニケーションに関心がある
・子どもはインターネットの双方向性を好み、参加したがる。チャット、インスタントメッセージ、音楽、ゲームが大好き
・教師も親も、ネットやPCに対して知識・勉強が必要
…
子どものケータイ・ネット問題。
最終章に書かれた、香山リカさんの提言の中で、以下が印象的だった。
・子どもとネット、子どもとケータイについての専門家、企業、役所の発言は、まず疑ってかかれ
・他人の発言を信じずに、自分の責任で言いたいことを言えばよし
もちろん具体的な実践内容として、「ブラウザの履歴は常に確認できるようにしておく」とか「パスワードを把握しておく」とか「パソコンは、親の目が絶えず届くところに設置する」とかがある。
そして、専門家がどう言おうが、親のモラルの規範を親のラインではっきり示すことが一番大事なんじゃないかと感じた。
子どもから恨まれようが正しいと思うことをする強さが必要。。。
いつか悩みそう。今でも弱い分野だし。(_ _
これからまたケータイ、ネットを取り巻く環境もさんざ変わっていくんだろう。
こういう本を読んだなぁ。。と将来時代が変わったときに思い出しそうな1冊。ケータイ・ネットで問題を抱える、子どもをもつ親にお勧め。
それにしても、自分が老人になったときの世の中の様子がなんか楽しみ。(^^
それまで生きてますように(^^;
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