「読書力」齋藤

読書力 (岩波新書)
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なんか書評はよくないみたいだけど、個人的には面白かった!!

ピックアップ

・「精神の緊張を伴う読書」が大事

・著者と二人きりで対話しているかのように読む

・本を読んだ といえるのは、まず「要約がいえる」ということ

・『回想の明治維新』メーチニコフ

・日本では、大量の読書が宗教による倫理教育のかわりをしていた?

・読書で培われるもの:心の中における複雑さの共存、語彙の増強、「溜める」技

・「溜める」技 意見の違うもの、わからなさ も溜められる、容量の大きさ 後の気づき

・一人の静かな時間は人を育てる

・言葉の種類が少なければ、複雑な思考ができない

・種類の違う複数の本を幅広く読み続ける

・読み聞かせの効用『クシュラの奇跡 -140冊の絵本との日々』ドロシー・バトラー

・読み聞かせにお勧め「ギルガメシュ王」シリーズ

・宮沢賢治の作品がもつイメージ喚起力

・頭に意味がすっすと入ってくる読み方を練習するのには、音読が最適

・話し言葉と書き言葉の違い :「ピンポンと卓球」ピンポンはだれにもできる、卓球は意識的な練習が必要

・自分自身や物事を客観的に捉えるという目は練習して身につけられる

・心に強く残った文章を暗記しておいて、人に話しまくる

・『「いき」の構造』九鬼周造

・・・
とても納得する部分がたくさんありました。

読書の積み重ねがコミュニケーション能力の向上につながるっていう論にも同意。会話といっても中身は文脈の理解と返信だから、有益でないわけはない。

ともかく、読書することにますますポジティブになれる1冊でした!

難しい本にちょっと挑戦したくなりました。(@@

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