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「邪馬台国はどこですか?」鯨 統一郎

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)鯨 統一郎 お勧めミステリー2冊目。酒場を舞台に展開される歴史の新説たち。登場人物の語る新説に、登場人物たちは鳥肌がたっているのだけど、自分自身説得させられなかった・・・。残念。。。恥ずかしいくらい(...
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「モモ」ミヒャエル・エンデ

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)ミヒャエル・エンデ Michael Ende ずっと手元に持っていて、やっと読んだ「モモ」。「なんとなく時間がない」と思ってなかなか手を...
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「月曜日の水玉模様」加納朋子

月曜日の水玉模様 (集英社文庫)加納 朋子 女性が夢中になるミステリー。その秘密?が知りたくて、貸してもらったお勧め本第1段。すごく身近で現実的な登場人物と舞台(東京丸の内OL)。ごく普通の日常が、ちょっと観察と推理を働かせることで、あたら...
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「自分の仕事をつくる」西村佳哲

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)西村 佳哲 読んでみたら、予想以上に得るところの大きい一冊だった。働くとはなにか。自分にも周りにも喜びをもたらす働き方ってなにか。ピックアップ・いいモノをつくっている人の働き方は、彼ら自身の「働き方」を形づ...
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「雨の降る日曜は幸福について考えよう」橘 玲

雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundaysなんとなく気になって手にとった1冊。静かで理知的な文章がなんだか新鮮で、不思議な感覚で読める本だった。「雨の降る日曜」という表現が...
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「霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」」高橋洋一

霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」 (文春新書)この人の「わかりやすさ」はすごい。見方がはっきりしている。物事を大局的に捉えているから、ここまでシンプルに説明できるんだろうか。。「埋蔵金」「財政と金融は別」「地方分権」その辺が印象に残った...
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「人生激場」三浦しをん

人生激場 (新潮文庫)貸してもらった1冊。三浦しをんさんは自分とまったく同い年っていうところに驚いた。そしておもしろい妄想コント?満載。日本語が巧みだと妄想遊びも深みがあって面白い。。(^^;普通の生活が、書くことと妄想でお金にかわるってす...
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「イタリアからの手紙」塩野七生

イタリアからの手紙 (新潮文庫)塩野七生さんのイタリアにまつわるエッセイ。この人の語り口は、女性特有の余計な「媚び感」がなくって読むことにストレスがない。ナポリでの、車ごと盗難にあっても飄々としているエピソードも愉しかった。塩野さんを通した...
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「アールヌーヴォーの絵はがき」「アルフォンス・ミュシャ作品集」「ウィリアム・モリス」「ウィリアム・モリスのデザイン」

アール・ヌーヴォーの絵はがきGiovanni Fanelli ウィリアム・モリスのデザイン
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「畑村式「わかる」技術」畑村洋太郎

畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)思った以上に印象的な1冊。「自分のあたまで考えること」の大切さ、「わかる」ってなにか。・「定量化訓練」・・・ぱっと見ておおよその数・量がわかる →脳内で正確なイメージができる・「上位概念の理解」・・・...