フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~

(まずすこし愚痴 ここから→) このところほんとうに本が読めてない!!(T T

1日家事をためると、翌日・翌々日・・・と不思議とさらに時間が浸食されていって、家事をパスしているのになぜか疲労もたまり、疲れで睡眠を早めるからさらに時間もなくなり・・・・の悪循環。

いったんこのループに入ると、○週間単位が、あっという間に「消えて」しまう。。。

1日を決められた時間で過ごす事、家事をためないこと。毎日バランスのとれた食事を作ること。
この簡単な決めごとを実行することはとても難しい。

結局「できるようになった(^^*」と言い出すのは、子どもが成長してからか仕事を辞めるか減らすかした後の様な気がする。

でも、今はこれでいいんだろう。忙しいからこそ「なんとかしよう!!」という意欲がわく。 (愚痴 ここまで。)

 
そんな日々の中、ミニマリスト関連で読みたかったところ、ちょうど姉が貸してくれた1冊。

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質 ジェニファー・L・スコット 神崎 朗子

大和書房  2014-10-23
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タイトルだけ見ると少ない服をうまく着まわす術みたいな話??と思えるのだけど、内容はぜんぜん違いました。

ミニマリストを目指す女性にとてもおすすめしたい本です!!

「シック」とは無縁だったカルフォルニアガールが、フランスの「マダム・シック」(著者のつけた仮称)の家にホームステイをしてうけたカルチャーショックと、そこからの学びの話。

私には、ミニマリスト・シンプリストの先の目標として、このマダム・シックの暮らし(家庭)があるように思えました。

ピックアップ

・心を込めた食卓にはおいしそうな料理が盛りつけも美しく並べられている

・自分の人生のあらゆる経験を質の高い物にする

特に、主婦だからなのかもしれないけど、印象に残ったのは、食事への向き合い方。

ほぼ決められたレパートリーなのだけど、確実に美味しい得意料理たち。それを、心をこめて丁寧に作る。

そして最高に美味しく仕上がったそれを、家族で喜んで味わって食べる。

おいしい食事の後には、手作りのデザートも用意されている。

感覚としては、毎日フレンチレストランでディナーをいただいているようなもの。
それを家族全員楽しみ、誰もカロリーが・・とかダイエットが・・とか言い出さない。

フレンチというと、肉料理や濃厚なデザートも当然出てくるのだけど、毎日こういう食事をしていっている結果・・・・マダム・シックの家族は誰も「肥満」には陥っていない。

毎日の食事に本当に満足していて、それを100%ゆったり楽しみたいと思うから、だらだらとした間食をしたり、バカ食いしたり、 そういう食べ方をしないせいのよう。

現実フレンチのフルコースを毎日作ることは無理だけど、少なくとも、日々の食事を極力おいしく丁寧に、心を込めてつくる、これがすごく大切なことだと感じました。

あと自分の核となる「間違えの無い」得意料理をいかに増やすか。
そしてそれを作り続けること。

食事も含め、満足いく形を見出したらパターン化・繰り返しで、日々がうまく幸せにまわっていくような気がします。

そうなると、「もっと・もっと!!」 の呪縛から解き放たれて、本当に大切なことに時間が使えそう。

無駄をそぎ落としてミニマムに、シンプルに。
そこで残ったものの質を高め定番化していって、繰り返す。

なかなかこれが実現できなくて毎日はがゆくバタバタと過ごしているけれど、勉強以上に大切な大きい目標として取り組んでいきたい。

明日はもっといい日。自分の先を楽しみにしよう。

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