自分の時間 (知的生きかた文庫) | |
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アーノルド ベネット 渡部 昇一
三笠書房 1990-01 |
ピックアップ
・仕事以外の何かをやるという点に関しては、朝の1時間は夜の二時間に匹敵する
・もっと時間ができるわけなどない。われわれには今あるだけの時間しかなく、それはいつだって変わらない
・やっかいな不満感は・・・「もっと時間があれば」といつも願っているのに、やらずにそのままにしている、という感情から何よりも生じている
・24時間の中で 充実した快適な1日を過ごせるように生活を調整する際に心得ておくべき最も重要なこと
→ そうすることがいかに至難のわざであるか、そのためにいかに多くの犠牲を払い、倦まずたゆまず努力しつづけなければならないかを、冷静に悟ること
・知的な能力は、絶えざる激しい労働にも耐えうる。手や足のような疲れ方はしない
・私が気に入らないのは、誰にも邪魔されることの無い30分から40分といった、まとまった貴重な時間を、新聞を読むのに使ってしまうということ
・習慣を変えることこそ至難の業
・一日の初めに頭の働き具合を試してみる:家をでたらひとつのことに思考を集中してみる
・マルクス・アウレリウス
自省録 (岩波文庫) | |
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マルクスアウレーリウス 神谷 美恵子
岩波書店 2007-02-16 |
・読書注意事項2
1.自分が努力を傾ける方向と範囲を限定しておくべき(ひとつの時代、ひとつの主題、一人の作家)
この時間はこの研究をやるというようにあらかじめ決めておき、その時間はそのことだけに集中する
2.よく読むと同時に良く考える
自分が読んだものについて、少なくとも45分くらいかけて、注意深く、しんどくなるくらいに反芻してみる
・・・
今から100年も前に書かれた本なのに、語り口調(の訳)がとっても巧みで、ひとつひとつの話があまりにも的をえていて、いくつか笑いながら読んでしまった(^^ おもしろい。。。
古典は、あたりまえの事が書かれている。
でも、当たり前のことが一番大事で、一番むずかしい。
マルクス・アウレリウス、よむ!!
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