21日と22日の2日間限定で、特別料金なんと500円!
~作品情報~
設立当初から全てのプロジェクトを16mmフィルムで克明に記録していたNASA。そのオリジナルフィルムに、イギリスBBC放送局が史上初めてアクセスし、作成された映画。(というか、ドキュメンタリー)
~感想~
深く感動!!!
「必ず、60年代のうちに、人類を月に到達させる」という、60年代初頭のアメリカの壮大な計画。(ケネディ大統領)
その当時の技術から考えて、それは不可能事とも思われる目標(コンピュータも、現在のラップトップパソコンのスペックで、トラック1台分の大きさ)。。。しかしそれを宣言通り実現してしまった。そして現在も進歩し続けている。
その過程が、貴重な資料映像を背景に、時系列で語られていきます。
(ちなみにソ連の動きは完全にカット、アメリカにおける進歩のみ、またアポロ13号についてのエピソード、最新の話等は省略されている)
甚大な労力と経費をもって作られたシャトルの打ち上げ一回一回のドラマ、、うまくいったもの、飛び立つこともできずに爆発してしまったもの、トラブルをおかしつつ、人的な対処と奇跡により切り抜けたもの。
「失敗」の話だけれど、乗組員の命も一緒に散ることとなったチャンレンジャー号、コロンビア号の事故については、やはり改めて見てもショックでした。。映画館内はすすり泣く声も多数。
「未来は臆病者ではなく勇者のためにある」
この言葉、すごく実感しました。
死を覚悟した上での宇宙飛行士達の挑戦、、特に初期のなんでも初めて状態の挑戦、、、すごいです。初めて宇宙に飛び立つのも(アメリカでの1人目成功者はチンパンジーのハムくんだけど)、初めての宇宙遊泳も、、想像を絶してます。
宇宙遊泳や月の大地を踏みしめた彼らの「人生最高の体験だ!!」って状態は、最高の彼らへのごほうびで、私には自己実現の究極に見えました。
映画のスクリーンを通してでも、宇宙空間の漆黒に浮かぶ地球の美しさは素晴らしかった。
この美しさを知ることができたのも、彼らの命を懸けた挑戦のおかげ。(もちろん宇宙飛行士だけではなくそれを支える職員みんなもそうだけれど。。)
また、、単純に宇宙ってすごい!!(@@ 不思議!!!とそういう好奇心爆発。
小さい頃、「宇宙」図鑑を見てとんでもなくわくわくした記憶がよみがえってきました。
また、60年代当時、月からの生中継を生で体験した人々、あの凱旋パレードに参加した人々、うらやましすぎる!!時代も人も「これから」って時はすごく夢があるな。。。と思いました。
また、チャレンジャー号の事故のあとの、レーガン大統領の演説(外国語広場さん)、素晴らしかった。。。
ともかく、この映画は、「そんなことは知っている」というのではなく、わくわくして観るのが最高です♪
俄然宇宙図鑑ほしい!!
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