千円札は拾うな。 (サンマーク文庫 B- 112)
安田 佳生
本田直之さんの本棚に入っている記憶があったので、読んでみた。
ピックアップ
・人と違う結果を出すためにどうしたらいいかを考えるのが『勤勉』、最も短い時間で成果を出すための工夫をすることが『努力』
・頑張ってもどうにもならないとわかると、人は『頭をつかう』ようになる
・優秀な人に、『自由な時間』を与えるほど効率のいい戦略はない
・成長できる人は、間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せず今いる階段から飛び降りることのできる人
・嫌なことはしない、『人生を快適に楽しく生きるため』に日々努力
・『明らかな答えのないもの』の答えを考え、自分の『軸』をはっきりさせる
・人が生きていく上で必要なのは、必要なときにお金を作り出すことのできる能力
・『捨てられるものの量』がその人の変化値を決めている、捨てて・はじめて新しいものを持つことができる
・・・
なるほど、、、完全に本田さんの世界観の一部になってる。。と思いました。(最短の労力で最大の成果を得る。捨てることで得られる。嫌なことはしない。ほか。。)
また、この本は現在の起業家、経営者の人たちが読みたい内容がかなり含まれていると思います。しかしその部分については、自分自身今必要ないのでピックアップは省略。
また、世の中の男性の行動は女性の『好み』が決めているっていう説がおもしろかったです。金持ちになりたい男性ブームはセレブ好き女性が増えたからとか、アメリカ人がマッチョになるのはアメリカ人女性がマッチョが好みだからとか。
「千円札は拾うな。」っていうタイトルも、最初は「いやどうあっても千円落ちてれば拾うだろう。。」と思っていた自分ですが、著者の『千円札を拾うと目線が下がり、他のものが見えなくなるから』等々の理由になんとなく納得させられてしまいました。(まぁ現実問題落ちてればひろうけど、、)
視野は広く!!
ともかく、いさぎよく強い意志を感じることのできる1冊でした。経営者にお勧めです。
コメント