昨日、イタリア文化会館主催のイタリア映画鑑賞会に行ってきました!
「ミルコのひかり Rosso come il cielo 」
日程: 2009年7月17日
場所: イタリア文化会館 アニェッリホール
入場無料(要予約)
・・・
受付は18:30~とのことだったのですが、会場確認に早めにいってみたところすごい人だかり。こちらは、明日より公開の画家オンゼ氏作品展「HUMANIZED -顔、体、街-」のオープニングセレモニー?のようで、イタリア人も日本人も沢山の人がシャンパン?片手におそらく画家オンゼ氏自身を囲んでの大賑わい。
ちょっと部外者だったので、とりあえずお茶をしに離れてから再び会場へ。
一応要予約でしたが、まったくノーチェックでした ^^; 無料なので問題はないのかもしれないけど。。
イタリアの方もけっこういらっしゃったので、せっかくなのでお隣に座って耳を澄ます。
(ほとんど聴き取れない・・・けどそれでも普段聴けない生きたイタリア語。)
また同様に、イタリア語ぺらぺらの日本人も多く、自分との差をすごく感じました。がんばらねば。
映画上映。
素晴らしい映画でした!
実在のイタリア人サウンド・デザイナー、ミルコ・メンカッチ氏をモデルにした、10歳にして銃の暴発により視力を失った少年が、再び自由と希望を掴んで強く生きていく物語。
シリアスタッチで行くのかなと思いきや、ユーモア溢れる、また子どもたちに対するあたたかさに満ちたお話でした!
この映画に出てくる子どもたちは、半分が本当に目の見えない子ども、半分が実際は視力のある子どもたちが演じているとのことを後から知りましたが、どの子も子どもらしく生き生きとした演技。あんまり可愛いので自分自身が親となって、子どもたちをみているような気分です。
この作品中の重要な要素の一つである「音」、そして音楽も素晴らしい。登場人物たちと一緒に耳を澄まし、感動。
ストーリーとしては、ミルコの少年期のみのお話だったのが少し残念でしたが、(こちらの意図については監督自身が理由を語っていて納得)それでも充分訴えてくるもののあるいい映画だったと思います。
強くお勧め。
ちなみに隣で見ているイタリア人たちのリアクションも楽しめました。いちいち相槌をうったり大笑いしたり。特に劇中劇として出てきたイタリアのコメディアン?コンビ「チッチョ&フランコ」に大喜び。日本での志村けんみたいな人たちなんでしょうか?
ともかく、本当に楽しいひと時でした。
ところで映画終了後、本来なら明日より¥500で公開のオンゼ作品展「HUMANIZED -顔、体、街-」会場の扉が開けっ放しだったので、不法侵入してちゃっかり楽しんできました。色彩感覚豊かで都会的なアート。おしゃれです。
それにしても、まだまだ会話や文章を作ることまで至れてないのでもっと頑張って学習しなくちゃ。
楽しんで、がんばろう! ^^
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