「破産しない国イタリア」内田洋子

破産しない国イタリア (平凡社新書)
内田 洋子
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おもしろそうだったので。

ピックアップ

・『誤った国』マリオ・ローディ

・「建築物に関する容赦(容認)法」:国に税金を納めることで違法建築が合法として容認される

・胃潰瘍の手術中に、執刀医とアシスタントが殴り合いの喧嘩→乱闘、患者死にかける

・サルデーニャ島 誘拐が島の優良産業

・24歳でまだ中学生。大学最終的な学位取得者35.6%

・・・
誘拐の話がかなり恐ろしかったです。南部イタリアは怖い。。

それから、離婚手続きの大変さ。法的別居3年⇒その手続き自体に半年、その後の離婚申請の手続きには少なくとも1年。相当な覚悟が必要、、、日本はなんてさっぱり?してるんだろう。

実在の人をモデルにしたエピソードをまじえつつイタリアの様子を詳しく伝えてくれる楽しい本でした。これは1999年当時の本なので、できれば2009年度版を読んでみたいです。

それにしても、イタリアって日本とは間逆な国民性だと思うのだけど、現状どっちの国も困窮しているのでなんか面白い(?) 結局どっちも同じところにきてしまったというような。。。

おなじ困窮するなら明るい方がいいけれど。。

日本がイタリアにいったらカルチャーショックなんだから、イタリア人が日本にきても相当なカルチャーショックがあると思います。どういう風に見えるのか、そういうエッセイがあったら読んでみたい。

イタリア本、いろいろ探そう。

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