ボルジア家の黄金の血 (新潮文庫)
鷲見 洋一
・・・
正直、おもしろくなかった・・・・
あとがきをよく見たら、フランスのテレビ映画のためにサガンが書き下ろした脚本をもとに、他者の手を加えて小説化したものらしい。
以前、塩野 七生著「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)」がとても面白かったため、同じチェーザレ話・・とおもって読んだんだけれど、なんかただのメロドラマにしか見えなかった。。
でもこの時代活躍したの人たちの名前をあたまに慣れさせるにはよかったかも??(特に覚えられないので。。)
あとかなり気になったのが、チェーザレの一人称?を「わし」と訳したところ、、、チェーザレはまだ20代の若者なのに、これのせいでかなり雰囲気がじじくさくなってしまったように思います。。偉そうな感じをだしたかったのかな??
恋愛小説として読むならいいかも?という作品でした。(近親相姦の話だけど)
残念。。
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