実際に長生きされた人の話というのは説得力がある。(著者享年98)
何気に、NHKの「100歳バンザイ!」という番組なんか、やってると熱心にみてしまう ^^;
ピックアップ
・行動が思考を引き出す 頭で考えるだけのことは、何もしていないのと同じ
・何事をするのでも、一番最初に感じたことを思い出す
・いつでも気持ちのいいことだけをする、すごく簡単なこと
・センスのよい着物 デコデコしない、色の数をできるだけ単純に統一する
・日本のきもの、和服は日本人が滅びるまでけっしてなくならない
・仕事の愉しさ 自分の工夫したことを、自分の工夫したとおりの方法で働くこと
・自分がどうしたいと思っているかくらい分かり易いことはない
・「小説は誰にでもかける、それは毎日机の前に座ること」
・小説 一字一句正確に、できるだけ単純にそのままを書く これが基本
・朝から晩まで何かに追っかけられるように暮らすのは禁物⇒自分から追っかける気持ちでいる
・上手になるということは、ひたすらに続けること
・・・
自己啓発本で語られることばが繰り返されている、ということもできますが、実際にそれを行って人生をまっとうしてきて、心から発していることばというのはなんだか種類がちがいます。
常に前向きのこころがまえがつまった、宇野千代さんの人柄がうかがえる本でした!
私も、体は老いても精神は老いない、こういった年の取り方をしたいです。。
本棚に(売られず)残る一冊となりそうです。
コメント