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お片づけセラピー〜ADHD/ADDのためのハッピーサバイバル法 桜井 公子 袋居 司 宝島社 2007-05-21 |
副題のとおり。
努力では改善することはできない、「脳のクセ」。
それを悲観的にとらえるのではなく、建設的にとらえている姿勢がまずこの本のいい点だと思う。
内容は、自分からすると、、もう一声!!という気持ちだったけど、まず一歩を踏み出さなくては・・という状態であれば踏み出しやすく元気をくれるノウハウ集。
発達障害に限らず、「人より劣っている」「自分はどうしてもうまくできない」と思うことに対して、できない自分を悩んだり無理やり改善させようとする・・じゃなくて、できない自分を理解したうえでじゃあどう対策する??っていう姿勢が、結局はうまくまわる秘訣のような気がする。
一時期のプラス思考ブーム。盲目的に「自分はできる!!!」と思い込むのは、「できるのにできない」部分の改善には有効だけど、本当に努力してもできない部分にはやはり空回りしてショートする対策。
結局、、人生をやり遂げるのに一番重要なのは、いかに自分を知るかという事なのかもしれない。
そして傷つかないと自分を知ることができないのも事実。
傷つくからとひきこもらないで、自分を知る一歩を踏み出すのも大切なんじゃないか。。。と上から目線ではなく。。。思う。 いつでも逃げたくなるときは誰にでもあるので。。
傷ついたからこそ次の一歩を踏み出す準備ができる。
自分もいつまで生きるかわからないけど、自分への対策をしつつ。。メンテしつつ。。やっていこう。
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