ネトゲ廃人
芦崎治
「second life」とかっていうネット上のバーチャル空間をちょっとだけ体験して、その独特の空気や、「リンデンドル」とかっていうネット上の通貨の存在に不思議な感覚を覚えていた最近。
装丁が興味をひくこの本をおもわず読んでみた。
なんとなくわかる気がする話や、まったく自分では理解できない価値観の話。
とくに、「現実にログインする」って感覚は不快感がある。
思い通りになる率の高いバーチャル空間は甘美なのかもしれないけど、不快なことやコントロールすることのできないことの多い「現実」は、それだからこそ面白いんだと思う。
(そう思えるのは、恵まれた地域や環境に生まれたことの驕りかもしれないけど、、、)
現実に人と相対すれば、タイプするようにはすらすらと言葉は出てこない。
失敗しながら現実を体感していきたい。
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