とても読みやすく、すぐ読んでしまった。
和田秀樹さんという名前はよく聞きましたが、この方が精神科医だということを恥ずかしながら今回初めて知り、内容により説得力を感じました。
ピックアップ
●老化はまず前頭葉からはじまる :前頭葉・・・感情を司る(思考、意欲、感情、性格、理性・・)
●頑固≒「保続(ほぞく)」≒前頭葉の衰え
●たった今仕事を引退するとして、毎日打ち込めるものがあるかと自問する
●思考だけでなく、行動する →発展性がある、「行動」と「欲望」の好循環
●少々不道徳でも楽しめそうならやってみる
●小さい規模で副業をやってみる
●「EQ-こころの知能指数-」講談社 +α文庫
●腹が立ったときは、原因解決を考える ・・・ものごとを動かすエネルギーへと昇華
●記憶力の衰え ・・・「エピソード記憶」の活用→読書でもテレビでもいちゃもんをつけながら見る
●海馬(一時保存)→側頭葉(長期記憶) :1ヶ月ほどに2回の情報入力(繰返し)で転記される
●自分の得意分野をみつけて、いつまでも勉強する意欲をもつ
●「役立たず老人」≒「バカ老人」が一番惨め?
●不安をコントロールしようとせずに、行動をコントロールする :「いまここから」行動する
●周りの自己愛を満たす→めぐりめぐって→結果周囲が自分の自己愛を満たしてくれることになる
・・・
著者の、生で患者さんほか多くの人と接した経験+医学的な知識が合わさって非常に説得力のある、納得感?のある本でした。。よい本です。
自分はまだこの本のターゲット層よりも若い?ですが、今から意識的に感動する気持ちをもつこと・行動に移すこと・学習すること等を習慣化していくことがきっと大事だと思いました。。
ちなみに、前頭葉をきたえるのに「計算・読み・書き」が結構有効らしいです。
簿記勉強は有効かも。継続しよう。。
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