「ドイツ節約生活の楽しみ」サンドラ・ヘフェリン

浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ (カッパ・ブックス)
4334006868

こちらも105円。

ピックアップ

・ドイツの親は子どもの能力を信じるが、日本の親は子どもの努力を信じる

・「モノのガラクタ」は「心のガラクタ」

・日本のコンビニは日本特有の「コンパクト文化」の集大成?

・看板は、「私の目に対する侮辱」

・ドイツの諺「整頓というのは人生の半分にあたる」

・ドイツ人は、街中で窓の汚れている家を見ると、その場で呼び鈴を押して家主に文句を言う

・愛想笑いは、自分に自信の無い人が攻撃されるのを恐れてのこと

・ドイツ人は森が大好き。哲学者カントも毎日森を散歩した

・(豆知識)花の芯が折れても、セロハンテープでくっつければよい。

・(豆知識)羽毛枕の洗い方 30度のぬるま湯にシャンプーを入れ、洗濯機で洗う

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「節約生活の楽しみ」というタイトルは、2000年当時の節約ブームにのって、編集者が売れそうだってことでつけたタイトルのように思えます。

内容としては、ドイツ人である著者が感じる日本でのカルチャー・ショック、そしてそこから派生してドイツ人の心意気というか生き方論 が中心の本でした。
(そのドイツ人の生き方が結果節約生活になっている、というような)

「節約本」として読むと、エコが身近になった現在としては、正直目新しい「情報」の無い本でしたが、ドイツ人からみた日本論として読めば面白かったです。

日本人として恥じないように暮らしていきたい。。。そんな気にもなります。

バブル全盛期の日本と比べたら、この不景気のどん底で大分人間も正気になってきたような。。。

気がついたら「時流」に乗っている自分がいたりして怖いけれど(それも頻繁に、知らないうちに)、大事と思うことを見失わないようにして暮らしていこう。

まずは飢え死にしなければいいと思って、正気を失わずがんばろう。

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