残念な人の思考法(日経プレミアシリーズ)
山崎将志
「残念な人」っていう言葉のセレクトが秀逸だと思う。気になっていた1冊。
ピックアップ
・「作り出す仕事」と「こなす仕事」の二極化が進んでいる
・20代~30代の若手に「仕組みをつくる」経験をさせる
・「モノ」から「コト」へ
・「賢いヤツ」だと思われる話し方
【PREP法】
結論を示し(Point)、
理由を述べ(Reason)、
具体例を述べ相手を納得へ導き(Example)、
再度結論を示す(Point)
・お金を持ってたらばかばかしくてやらないことは、やらない
・目標を紙に書く
・「やりたくないこと」リストを作る
・目的「意識」を持つのではなく目的を持つ、意識に注目するのではなく、「行動」の変革に取り組む
SMARTの法則
Specific(具体的である)
Measurable(測定可能である)
Agreed(納得している)
Realistic(実現可能である)
Timely(今やるべきことである、または期限がある)
...
また出てきた、「目標を紙に書く」 、そして「意識ではなく行動を変革する」
「行動の変革」、、口より先に行動する!(×× これを即実行しなくては。すること。もう(自分の中での)試験勉強休みはおしまい。
ともかくとして、本書の主題、「残念な人」 にならないために、自分の頭で考える≒仕組みを作り出す力がやはり必要なんだな。。と思った。
今、自分をとりまく環境はあらゆる便利さで満ちているけど、これが自分の「考える力」や「作り出す力」を奪っていく要因にもなる。
現代は、生活の殆どが、仕事においても、すでに誰かが試行錯誤して作り出した結果のものを利用しているだけ。
新しいやり方や商品をどんどん取り入れるのは素晴らしいことだけど、自分の頭で考えること・物事をやりやすくするために工夫することを、意識的に取り組まないといけないんだと感じた。
とくに大きい組織の中での仕事や、達成するのに長い期間がかかる活動などはすぐそれを見失ってしまう。ゴールが見えないからただ「こなし」てしまう。
以前からの自分自身の課題でもあるけれど、俯瞰すること。そして、どんなものにも原因と結果があるってことをシンプルにとらえること。
この本を読んで、残念な人にならないための具体的な何かを得られるものではないけれど、ヒントと指針に満ちた1冊。
物事に正しいプライオリティを持つ、「プライオリティ思考」。これも読んだからプライオリティの正しいつけ方?が身につくってわけじゃないけど、ヒントの一つ。
賢いひとの考えに触れることができる「本」って楽しい。いろいろ読んでいって、自分に少しでも根付いたらいい。
。。。なんか感想が散漫(×× 頭が鈍ってる、、、どんどん退化するのだから、気をつけてすごさなくては(×× 必要なのは、勉強。好奇心。規則正しい生活。
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