浦安市では、現在液状化で被害を受けた地域の復興に向けて、災害ボランティアを募集しています。
本日は、出かける妻に代わり、旦那さんが参加してきました。
長靴、作業着、軍手の準備にて現地へ集合。
液状化の激しい浦安市入船付近で、噴き出た泥土の除去作業に。
このボランティアには中学生からディズニーランドのキャスト、また外国人の方まで、たくさんの方が参加されていて、時間を追うごとに増えるその人数に驚いたとのこと。
中学生については、以下の情報を発見。
2011年1月11日 浦安市災害ボランティアセンター設置・運営訓練↓
「社会福祉協議会では、災害時にボランティア活動が円滑に行われるよう支援する「災害ボランティアセンター」の設置・運営訓練を行います。=中略=今回の特徴としては、初参加の赤十字奉仕団による負傷者への応急処置と非常食(おにぎり)の炊き出し訓練、浦安中学校有志の「災害ボランティア」による避難所の設営です。
特に、浦安中学校生徒には、昼間の地震発生を想定したときに、昼間に現場にいる人が、被災者を救出したり、援助しなければならないという現実に沿って活躍してもらうもので、市内の中学生として初めてこの訓練に参加します。」
これが今年の1月。浦安市、なんて先見の明!!!(@@;;;
こちらの訓練の成果か、中学生はボランティア本部にてしっかりと活躍。また炊き出しのおにぎりも作業終了後みんなへ配布され、とてもありがたく、おいしくいただいたとのことです。
そして、人海戦術に近いくらいたくさんの方の参加で、大量の泥土がみるみる取り除かれ、土嚢となりました。
ところで、こういったボランティアが進む一方、まだまだ助けを求めている方がたくさんいらっしゃる現状のようです。。本日の作業中にも、「うちの地域にもぜひ来てほしい」という声があり、そちらにまですぐ対応できないことが苦しかったとのこと。
前回アップした記事、「東北地方太平洋沖地震 浦安液状化現象1」「東北地方太平洋沖地震 浦安液状化現象2」についても、「この現状を知ってほしい」という声とともに、想像以上に多くの反響があり、驚きました。
相対的に大きな被害を受けた東北地方に比べ、報道されることが少ないことで、「隠れた被災地」となってしまっているウォーターフロント。
こうして確実に復興に向かっていますが、この現状を多くの方にしってもらうために、このブログが少しでも役にたつことができれば。。。と思います。
本日も大きな余震がありました。液状化の被害をうけた地域に住む方々は本当に不安な気持ちでおられると思います。。
少しでも力になりたい。
災害派遣車両と「がんばれ!浦安」の文字。
今日、妻側は、宝塚チャリティー公演に行ってきたのですが、終了後、「がんばれ、日本!!」という大きな声が観客席から起こり、それにたいして皆の拍手が起こっていました。。
助け合いの気持ちの大きい日本人。
小さいことからでも少しでも力になれることをしよう。
明日は妻も災害ボランティアに参加します。
>2011.3.20 追記
参加してきました。
昨日(3/19)の参加者は1300名くらいだったとのこと。
本日は初参加の方だけでもそれ以上ではないかという感触でした。
おびただしく積まれた土嚢。泥砂除去の作業の成果。
当初あまりの参加者の多さに、人が余ってしまうのではないかと思っていたのですが、仕事はいくらでもあるようでした。
明日からは雨のため、今日の作業はきっと大事。力になれてよかった。
初めてのボランティア活動でしたが、この浦安防災ボランティアの運営はすごくよく機能している印象で感心しました。。必要なところに必要なものが届く。自転車等を駆使しての情報収集、それの反映、今までのボランティア経験の集積?
ともかくも全てがよく動いていて、効率よく作業することができたように思います。
一緒に作業していただいた方々、運営してくださった方々、ありがとうございました。
浦安の復興を実感しました。
一日も早く、安心できる日がまた戻りますように。
コメント
昨日会社でちょうど浦安市社会福祉協議会のボランティア募集の記事を見ていました。
ご主人、お疲れ様でした。
私も参加を検討しましたが「浦安近隣の方のご協力をお願いしています」とあったので自粛しました。
前の記事の明海大学近辺の写真も、昨年12月に行ったところだったので驚いています。
東京に近いことで逆に注目を浴びていない被災地の情報発信、ありがとうございます。
寅
寅彦さん、コメントありがとうございます。
本日は災害ボランティアに行ってきます。本当は、津波の被害の著しい旭市に行きたいところですが、ガソリンの無い中難しく、はがゆいです。
浦安市は祭りの盛況さからもうかがえるのですが、故郷思いの若者が多く、こういったときにその力の大きさを感じます。
そういう状態で、人出は足りているかもしれませんが、まずは小さい一歩を踏み出したいです。
心をかけていただき、ありがとうございます!m(_ _)m
はじめまして。
さぼてんと申します。
浦安のボランティアの記事、読ませていただきました。
うちも実家が浦安にあるのですが、土砂で車庫がうまってしまい、車を出せない状態でした。
なんとか、家族で土砂を掻きだして車を出せるようになりましたが、高齢の一人暮らしの方にはボランティアは必須ですよね・・・。
浦安は本当によい町なので、はやく復興して欲しいですね。
さぼてんさんこんにちは。
土砂の除去作業をして思いましたが、確かにこれは、高齢の方にはかなりつらい作業だと思います。。
こうした中、ボランティアに名乗りを上げる方がたくさんいるということは、本当に嬉しいことですね。
一日も早く復興できること、私も心より祈っています!