今日は「ドナルド・キーン&塩野七生対談『異文化に身を置いて感じること、見えてくること』」
を見に行ってきました!
東京都北区の企画で、超豪華な対談です。。
地下鉄王子駅直結の北とぴあにて。
お二人ともやはりエピソード満載、とても楽しく聞くことができました。
以下メモ。
・文学を本当に理解するには、著者と会い考え方・人となりを知ること
・(塩野)16歳の時に読んだ「ホメロス・イリアス」で地中海に夢中になった
・食を通じて文化を知る →しかしながら、「どこに行っても食べられるものがある国」:フランス、イタリア、中国、日本 なので私たち(塩野・ドナルド)はラッキーだった。
・(両者・文章を書くにあたって)自分がわかったことを、同じように読む方にわかってもらいたい、明確に。
・(塩野)イタリア人になりきってはいけない。外国人だから興味を持つこと・気づくことがある。薄い皮膜1枚隔てている感覚を忘れない。
・(ドナルド)外国人扱いされると悔しいときがある。名刺のふりがな、「刺身食べられますか??」自分では外国人と思っていない。 しかしながら、やはりそれでも外国人であるがゆえに、日本人以上に日本について気がつく部分がある。
・(塩野)総論は語らないよう強く意識している。必ず各論を語り、それが時を経て結果として総論につながればよい。自分が決めるのではない。事実を示し、相手が考える。
ドナルド・キーンさんはユーモア溢れるエピソード等々沢山
お話してくださったのですが、なぜかメモなし。
塩野七生さんは同じ女性ですが、その凛とした態度がかっこよかったです。
文学を理解するにはその著者に直接会うこと。
確かに今回お二人から直接お話を聞くことができ、
作品を読む折、よりそのメッセージが理解できるような気がします。
(人柄・ポリシー等をあわせ考えることで)
またこういう機会を増やして、勉強したいと思います!
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