ドナルド・キーン講演会2!

今日は、会社の方に教えていただき、またまた ドナルド・キーン
氏の講演会に行ってきました!

ドナルド・キーン氏「イタリア・オペラとの出会い」
イタリア文化会館(九段下)
http://www.iicbelgrado.esteri.it/IIC_Tokyo/webform/SchedaEvento.aspx?id=298

九段下のイタリア文化会館は、以前昼休みに自転車で寄ったことがありました。
今回は、そのイタリア文化会館の地下にあるアニエッリ・ホールでの講演会。
(かなり立派かつおしゃれなホールでびっくり)

まずイタリア文化会館館長、日伊協会会長さんのそれぞれ挨拶。
館長はイタリア語でのご挨拶でしたが、ほとんど聞き取れずかなりショックでした(--
また、日伊協会会長さんのご挨拶、ドナルド・キーン氏に対して愛情いっぱいな
感じで会長さん自身にこやかな素敵な方でした。

講演は、キーン氏のユニークさや愛嬌満載の大変楽しいものでした!
ご自身が、「自分でいいと思ったものを人にも是非教えたい!」とおっしゃっている
だけあって、まるでキーン氏のご自宅に招かれてオペラを教えてもらっている感じ。
それぞれの曲にまつわる思い出話のあとに実際に曲を流して聴かせてくれるので
よりお話してくれていることが共感でき、楽しめました。。

またそのエピソードも大笑いするものばかり、、本当に著名な方(とカテゴリ分けして
いいのかわかりませんが、、)というのはユーモアのセンスが抜群な方が多いなと思いました。

以下キーン氏に関するメモ
(オペラについて沢山学びましたが、それは不明確な情報になってしまうため避けます)
 ・今年の文化の日に日本国文化勲章を受章
 ・オペラではとくにヴェルディが好き
 ・生まれた頃から家ではイタリア・オペラが常に流れていた。最初の言葉は
「パパ」でも「ママ」でもなく、「music!」だった・・とのこと。
 ・16歳でメトロポリタンで初オペラ、17歳で会員になって毎週金曜はオペラの日。
ただし最も後ろの席だった。
 ・一番感激したオペラ:マリア・カラス。英国滞在中キャンセル待ちをしてなんとかGETしたチケットにて。
 ・モーツァルトの「フィガロの結婚」大作3セットは、誕生日・クリスマス・誕生日でなんとか揃った

マリア・カラスの歌声を聴きましたが、声の響きとパワーが半端なかったです。
これを生で聴けたなんてそれは感動すると心から思いました。。うらやましい!

それぞれ曲を紹介していただくのですが、曲を聴くたびにキーン氏自身が
涙ぐんだり、うきうきしたりしていて、そんな様子もとても愛らしかったです。

なかなか伝えきれないですが、とてもすばらしく楽しい講演会でした。
キーン氏自身もこれほど楽しい講演会は初めてだったとおっしゃってくれ
それに参加できたことますます嬉しかったです。

またこういう素晴らしい機会を与えてくれた会社の方にも感謝です。
ありがとうございました。

キーン氏は憧れの方の一人となりました。
勉強をかかさず、素敵な人間になりたいです。がんばろう!

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