こぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ)
ジーン・バン ルーワン アーノルド ローベル
待合室で読んだ絵本。
大好きな、「がまくんとかえるくん」の作者、アーノルドローベルが絵。
とてもいいおはなしだった!この絵本からは、「足ることを知る」っていうことの幸せがとても伝わってきた。
特に、「おかしをやく日」というおはなし。
雨で外に遊びにいけなくて、お母さんと妹と一緒にクッキーをやくこぶたくん。
焼きあがる間、何をする?とお母さんに聞かれて、なんにもしないで待ってる、と答えるこぶたくん。
雨のふる家の中は静かであたたかくて、そのうちいい香りがしてきて、そのただ待っている時も幸せ。
なんて幸せなひとときなんだろう。。と思った。
今はそういう当たり前の幸せも持ちづらい世の中のような気がする。
みんな総出で働かないと食べていけないし、ゆったりした時間がなかなか持てない。「家庭」自体の維持もままならなかったりする。
でも、みんなこのこぶたくんの様なひとときを過ごしたくて、頑張ってる気がする。
すべての人にこんな幸せがあったらいい。
お正月は家を暖かくして、家族でゆったり過ごしたい。
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