「捨てる!」技術 (宝島社新書)
辰巳 渚
昔からタイトルは気になっていたけど、なんとなくピンと来なくて読まずじまいだった。
やっと読めた。
ピックアップ
・現在のモノあまりの状況は、食料に囲まれて際限なく食べたくなる状態といえないか
…
モノあまりの状態を、「モノの肥満状態」と例える表現はなるほどと思った。
自己抑制がきかないで、どんどん太って行ってしまう。そしてさらにマヒしていく。
家が太ると精神も太ってしまう感覚はある。鈍っていくような。
本書内にふんだんに盛り込まれている?よくある「捨てられない」シチュエーションもリアルで説得力があった。
また、「捨てる」ことへの罪悪感やその理由を分析していて、自分自身も、「捨てる」気持ちを整理するひとつの材料になる。
(断捨離ブームにのっているような)この状況に、完全にYESとは言えない気持ちもまだあるけれど、とても必要と感じているので片づけは継続しよう、、、
「捨てる」ことについて正面からとらえている面白い1冊だった。
自分もやっていく中で答えをみつけなくては。
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