幸福論 (岩波文庫)
Alain
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意思によるもの。幸福とはすべて、意思と自己克服とによるものである」
(この本から得たこと → todo)
・「ああ、どうしておれは学んでおかなかったのか」は怠け者の言い訳。
→まず学ぶ。そしてそれを続ける。
・どんな小さな努力でも、それをすることで無限の結果が生まれてくる
・人間がふつう好むのは、楽しみではなく行動である
・何一つ期待することなく始めなければならない。期待がやってくるのは、仕事がはかどって、状況が進展してから
→自分の足元だけをみて、まず行動を開始する
・しあわせになる秘訣の一つは、自分の気分に無関心になるということ
・礼儀作法は外見の幸福。外部から内部へのリアクション
・自分の不幸は、現在のものも過去のものも、絶対他人に言わない
→自分も他人も幸せになるためには、自分の「気分」ではなく「礼儀作法」を優先する
この本で得た新鮮な視点は、幸せになるために、「礼儀作法」を推奨しているところだった。人を不快にさせない行動、態度、気持ち。逆に、「気分」は無視しろという教え。
自分が「幸せ」になるためには、「自分」を優先させることが大事なんじゃないかと悩んだときがあったけど、そしてわずかにそれを実行してみたときがあったけど、自分も他人も不愉快になるばかりでまったくいいことがなかった。
自分の「気分」に忠実にしてしまうっていうことは、逆に目隠しをしてしまうようなことなのかもしれない。不安定でしかも多くがマイナスに触れる「気分」に支配されて周りがみえなくなってしまう。
「幸福とはすべて、意思と自己克服とによるものである」っていう言葉がかなり心強かった。
意思と自己克服。心がけよう。。
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