「考える練習をしよう」マリリン・バーンズ

考える練習をしよう (子どものためのライフ・スタイル)
マーサ・ウェストン
4794919514

A4サイズの児童書。表紙とタイトルに惹かれ、中身をパラ見をしたところ、すてきなイラスト満載のすごくいい様子だったので、購入。

子どものための、問題解決の手法解説書。でも、大人でもとってもためになる内容。

ピックアップ

・ありふれたものを見つめ続けること。初めて見るときのように見てみる。全くきづかなかった新発見がいっぱいある。

・自分がどんな状態であれば考えを集中できるかをみつける

・「知ってるつもりで知らない人たち」誰かに悩みを相談しに行くときは、自分がどういう助けを必要としているのか、まず考えてみる

・型にはまったイメージ=先入観。解決の手がかりをつかもうとそのイメージにたよると、いつもその手がかり一点張りになってしまう

・今自分が抱え込んでいる問題がどこから舞い込んできたのか、どんな問題なのか、よくみつめる

・わざと頭を自由にして、めちゃくちゃに考えてみることもたまには必要

・・・
この本は、

 1.自己流でかんがえちゃだめだ
 2.問題にぶつかったらどうするか
 3.頭にだって屈伸運動が必要だ

っていう構成で、頭を柔らかくするための沢山の練習問題とともに、問題解決の手法が易しくすてきに描かれています。

大事なことは、先入観にとらわれた自分独自の考え方で堂々巡りしないこと。問題を新しい目でみて、柔らかいあたまでよく考えること。

この、柔らかいあたまに必要なことのエクササイズとして、周囲のものをあらたな目でみてみることなどが紹介されています。

家を出る。扉はどっちにひらくのか? 階段は何段? 会社で、めがねをかけた人は何人いる? そんな感じで、すべて新たな目でながめてみる。意外と見えているようで見えてない事実がたくさんあることに気づく・・

こんなエクササイズがほんとうに沢山準備されています!

また、この本でも、五感を大切にすることが重要だってことが書かれていました。

ほんとうに、子どもだけに読ませるのはもったいない本でした!大人にもお勧めです。

わたしも、ぜひやわらかあたまになりたい!

訓練訓練。。(@@

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