「断る力」勝間和代

本+帯をとても上手に使っているデザインと思いました。

ピックアップ

・10%の仕事に対してベストを尽くす

事実なんてない、あるのは認識のみ

・うつ病になりやすい組合せ「努力が成果に結びつくことを信じる」×「評価を他人にゆだねる」

自分がどういう人物であるか、どこが自分の強みなのか、どこが弱みなので、どの才能を伸ばさなければならないのか

・「断らないこと」の魅力 ・・・モノを深く考え込まないですむ

・嫌われないこと < ファンを作ること

私たちは自分の扱い方を人に教えている

努力=使った時間配分量

・山本七平『「空気」の研究』

・相手にとっても、言いたいことを主張したほうがありがたいこともある

・『影響力の武器』創元社

・『人を動かす 新装版』誠信書房

相手が出してきた要求や条件にたいして、「よりよい方法はないか」と一歩進んで考えるクセをつける

・「自分の軸」を持つ → 「得意分野」を出し合い、「不得意分野」を補い合う

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自分の価値を高めることが、周囲にとって利益となり、長じて、社会貢献につながる、、というような発想は今まであまりありませんでした。

この本の印象は、自分発の視界を持って周囲を眺めるというより、自分と周囲を取り巻く環境を上空から俯瞰している感じ。

それがかえって新鮮で、面白かったです。

「断る」ということに対しては、「嫌われるかも」とか「こういう風に思われるかな・・・」とか自分発の感情がかなりつきまといます。しかしそういう場面で、「なにが一番適切なのか」ということに集中するには、こういう上空からの視点が必要に思います。

また、自分の価値を高めることが何かを助けることになるかも、という事実が気に入りました(?)。自分自身、どちらかというと古い人間なのか、自己主張をすることはものすごく苦手です。

でも、自分自身が努力して能力を発揮することで、それが周囲→社会にとっての価値となるならば、さらにやる気がでるし、自己主張することも素直にできそうな気がする ^^; そうして自分の価値を高めていくことで、自分がどこに向かえばいいのか見えてくる。はず。

まだ、本の内容の一部しかつかめていないけれど、まずはそれでも自分の価値を高めるということに対してすごく前向きになれたので、読んでよかった1冊でした。

それから、自分の強み がなんなのか、みつけたいと思いました。

明日もがんばらねば。 ^^

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