淑女の勉強法
田中 澄江
ピックアップ省略。
どうも自分には、ピンとこない部分が多かった。
やたらと痴漢撃退をうたっているっていう印象だけが残ってしまった。(^^;
痴漢の卑劣さを強くあらわしたいのかもしれないけど、妙に女性のどういうところに興味を魅かれるのかとかがやや執拗に書いてあるので、逆に興味があるのか?と疑ってしまう。
しかも痴漢撃退の武勇伝みたいなものが多く書かれているのに疑問を感じた。
どうしても男性より力の弱い女性にとって、基本はまず逃げることだと思う。やたらと撃退を美化するのは危険。ケースバイケースだけど。
本書の定義では、現代の「淑女」とは、「自分の力で、自分の道を切り開く、たくましい女性のこと」とのことだけど、わたしのもっているイメージと本書で書かれるそれは若干異なっていた。残念。
気の弱さを自覚する人が読めば、著者のいろいろな面でのたくましさに励まされるかもしれない。
いじめに負けるなっていうメッセージの部分は、力づけられるなと思った。
個人的には残念。またいつか読んだら見方が変わるのかもしれない。
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