シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう
ドミニック ローホー Dominique Loreau
装丁もシンプルで美しい1冊。
ピックアップ
・身の回りのものをすべて、軽くてかさばらないものに取り替える工夫をしてみる
・ほどほどにお気に入りだったものは処分し、完璧なものと取り替える
・部屋を片付け塵ひとつない状態で戸を閉める
・きちんとした服を身につけることは、決して無用なぜいたくなどではない
・思索にふける習慣を身につけると、人生はより快適になる
・からだが要求するときだけ食べる
・居心地の悪いシチュエーションに、無理に適応しようとするのはやめる
・幸せになるためには、他人を当てにしてはいけない
…
大好きなシンプル本。
たくさん出ていたけど、これ1冊だけ読めば十分な気がする。
「そんなこと知ってるよ」と言いたくなるようなことが書いてあるように感じるかもしれないけど、実践できているかといえば、できていないことが多い。
そして、この本で印象的だったのは、「完璧なものをもつ」という姿勢。
「ほどほど」で身の回りが溢れていると、感性も「ほどほど」になってしまうのかもしれない。
最近、家中のモノを減らす作業にかかっている。
服、本、押し入れに詰め込まれたもの、洗面台の雑貨、、かなり減らした。
でも、まだまだ手をつけなくちゃなところが沢山。憧れのテーブルとソファだけの生活には先が長い。
一気に変えていくことは難しいけど、この第一段階の「モノを減らす」中で学べることもたくさんあるので、一歩ずつ理想の生活に近づいていきたい。
「完璧」なモノを持つのはそれから。
生活を整える。ちょっとずつ改善。
コメント