OTTO E MEZZO(8 1/2 はっかにぶんのいち)

先週、イタリア文化会館で行われたイベント、イタリア映画ポスター展関連で、無料でイタリア映画が観られると教えていただき、早速行ってきました!

観た映画は、フェデリコ・フェリーニ「OTTO E MEZZO(8 1/2)」。

イタリア好きのくせにフェデリコ・フェリーニの映画は初めてで、どういう内容かもまったく知らずに出かけましたが、結果、大満足。

個人的にほんとうに楽しめました。

ストーリーはあるようでない、現実と虚構の混在した監督のイメージの連続という感じで、筋を追っていくと混乱に巻き込まれます。

しかしこの混乱自身が人生そのもの、、? 混乱やとまどいや怒りや喜びや倦怠や、、いろいろなものがそのまま投げ込まれたような、、でも最後にそれを監督自身が、「人生は祭りだ。ともに生きよう(妻へ)。」と受け入れていく。

そして白黒映画ながら、映像がほんとうに美しい。

主人公の愛人や妻やその他沢山女性も登場しますが、特に妻役のアヌーク・エーメが美しかった。初めて登場した姿をみたとき、主人公グイドを囲む、他の女性たちに紛れない「特別さ」を感じました。(しっかりした眼鏡をかけ、タバコぶかぶかしながらぶらついている姿だけど。。。)

やはりやせてもかれてもどうされても?「妻」は特別。。とても美しかったです。

今回トリノでのフィギュアスケート世界選手権で高橋大輔くんが演技に使用した「道」というイタリア映画(のテーマ曲)もフェデリコ・フェリーニ。

超有名作なのに知らなかったし観たこと無い、、、イタリア語に親しんでるんだから観てみよう。

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