頭の働きの鈍さを感じて悩んでいた時に、購入していた一冊。
今読んでみたら、とてもよかった!
ピックアップ
・脳の活動を安定させるには、生活のリズムを安定させることが大切
・脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要
(時間と距離(仕事の量)の関係をはっきり認識すること)
・睡眠の必要性:最低6時間、できれば7時間半は寝る
・毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない耐性を育てる
・仕事で混乱したときは、机を機能的に整理することから始めると立て直しやすい
・脳の健全な働きを保つには、目を動かして積極的に情報を取ることが必要
・メモを用意し、そのキーワードを辿りながら慣れない話を長くする
・たとえ話を織り交ぜながら話そうとしていると、脳が総合的に鍛えられる
・クリエイティブ:「何の役に立つのか」より「誰の役に立つのか」を重視して考える
(対象をはっきりさせることで、選択肢がある程度限定され、有効な選択・判断ができる)
・人との出会いを大切にする。そして一度つくった人間関係を簡単には壊さないようにする
(時には脇役、悪役、生徒になったりする。人間には社会性が必要。)
…
本書自体、書き方がとても整理されていて、読んでいるだけで頭がスッキリしてくるような良書。
何となく、よい習慣だろうなと感じる事に対して、そのメカニズムがきちんと分かりやすく書かれている。
ピックアップしなかったけれど、本書の一番最初に書かれている、朝一定の時間に起き、足・手・口を意識的に動かす活動をする(脳のウォーミングアップ)も、確かに。。
どうにも頭がぼーっとして、仕事でも「冴え」がなくなってきた・・・と悩んでいた時期があったけれど、朝の「拭き掃除+耳の勉強」を始めたら、びっくりするくらい頭がすっきりしてきた履歴があって、家事に励みが出る出来事だった(^^
簡単な習慣と思えること程継続が難しい。。が、本書を読んで、きちんと継続しようという思いになった。
ベストセラーなのに。。未だに読めてなかった築山先生の本、是非読みたい!
こちらもまた出会ったら再読希望。
コメント